富里市議会 > 2022-06-13 >
06月13日-04号

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  1. 富里市議会 2022-06-13
    06月13日-04号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 4年  6月 定例会(第3回)         令和4年第3回富里市議会定例会会議録(第4号)                  6月13日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    鈴木隆次君   消防長       山室俊夫君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      五十嵐信幸君  経済環境部長    長谷川敏彦君  社会福祉課長    池田幸市君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    高橋正浩    主査補       関口昌孝  主幹        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第4号)           令和4年6月13日 午後1時開議 日程第1 一般質問 日程第2 議案第1号から議案第4号まで(質疑・委員会付託) 日程第3 請願の件(委員会付託)           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 一般質問  2 議案第1号から議案第4号まで(質疑・委員会付託)  3 請願の件(委員会付託)           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) これから本日の会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 井上 康君。          (井上 康君登壇) ◆(井上康君) 井上 康でございます。一般質問をこれからさせていただきます。 大きく三つでございます。1 旧岩崎家末廣別邸の有効活用について (1)庭園的価値歴史的価値をどのように紹介していくのか。 (2)隣接する末廣農場との連携をどのように図っていくのか。2 富る里応援寄附金の課題と活性化について (1)収支の現状と課題は。 (2)旧岩崎家末廣別邸の整備に共感型寄附を募る工夫を。3 高齢者医療の課題について (1)訪問診療が受けられる環境をさらに充実させるべきでは。 以上、3項目です。よろしく願います。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 井上議員一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、富る里応援寄附金の課題と活性化についてでございますが、収支の現状と課題はとの御質問につきましては、令和2年度の寄附金額は約1,398万円、民間事業者が運営するポータルサイト利用料などの経費が約718万円となっております。 一方、令和3年度課税では、富里市民が令和2年中にふるさと納税制度を利用したことによる令和3年度市民税控除額は約4,338万円となっており、寄附金から経費を差し引いた実質的な歳入金額と市民税控除額を比べますと、その差額は約3,658万円の減収となっております。 なお、令和3年度の寄附金につきましては約1,916万円で、令和2年度と比較して約518万円増加しております。 このように、近年本市に対する寄附金は増加している一方、制度を利用することにより希望の返礼品とともに税控除を受けることができるメリットを利用し、富里市民が他の自治体へ寄附する金額も増加している状況となっていることから、本市の魅力を効果的に広くPRする必要があることを課題として認識しております。 次に、旧岩崎家末廣別邸の整備に共感型寄附を募る工夫をとの御質問についてでございますが、現在は寄附金の使い道を、富里ならではのイベントを充実させるための事業など分野ごとでの募集をしております。 分野での募集は、寄附者の思いが事業に直結するか分かりにくい部分もあることから、具体的な事業を掲げて募集をすることでより多くの応援をいただける可能性もあると考えられます。 今後は、旧岩崎家末廣別邸に限らず本市の自然、歴史、文化などの魅力を発信し、富る里応援寄附金の使い道をより具体的にPRすることにより、さらに多くの皆様に富里を応援していただけるよう取り組んでまいります。 次に、高齢者医療の課題についてでございますが、訪問診療が受けられる環境をさらに充実させるべきではとの御質問につきましては、訪問診療は、疾病を抱えていながらも自宅等の住み慣れた場所で生活していくため、日常的な療養支援、緊急時の対応などについて医療と介護を連携させ、医師や看護師が定期的に自宅を訪問し必要なサービスを提供するものです。 在宅での訪問診療につきましては、高齢化の進展に伴い利用者も増加しておりますが、市内における訪問診療事業者訪問診療と併用されることが多い訪問看護事業者は少なく、市外の事業者を含めて利用していただいているのが現状です。 千葉県保健医療計画によりますと、今後、在宅医療利用者数は令和7年には県内で1日当たり7万8,000人になると見込まれており、そのうち訪問診療へのニーズは平成25年の1.8倍以上になると推計されております。 千葉県の在宅医療診療所・病院数は、全国と比較して少なく、提供体制整備が必要であるとの認識を示していることから、市内医療機関オンライン診療の導入を依頼していくとともに、本市を含む圏域の拠点整備がより図られるよう、千葉県へ働きかけてまいります。 また、本市におきましては、令和3年度から進めております富里市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画において、医療ニーズのある方が地域で療養生活を継続することができるよう、小規模多機能型居宅介護施設訪問看護機能を加えた看護小規模多機能型居宅介護施設について公募による整備を予定しており、訪問看護事業の充実を図ってまいります。 今後も引き続き訪問診療環境整備に向け、関係機関と連携し取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 井上議員一般質問にお答えいたします。 旧岩崎家末廣別邸の有効活用についてでございますが、庭園的価値歴史的価値をどのように紹介していくかとの御質問につきましては、旧岩崎久彌廣農場別邸公園の価値をより身近に感じていただくためには、これまでのホームページや広報とみさとなどの情報発信とともに、来場者の皆様に直接建物や庭園を御覧いただきながら御説明させていただくことが最も有効であると考えており、現在は毎週日曜日に生涯学習課の職員により実施しております。 このような歴史的価値のある施設では、一般的にボランティアガイドによる説明が行われている場合が多く、かつての末廣農場や末廣別邸の魅力に思いを寄せる方々や、これまで末廣別邸の整備に携わった方がボランティアガイドとして活躍できるような体制づくりに努めてまいります。 次に、隣接する末廣農場との連携をどのように図っていくのかとの御質問につきましては、旧岩崎久彌廣農場別邸公園は末廣農場とともに観光と交流を促進していく拠点となることから、計画的な保全、整備を進めることが重要であると認識しております。 令和3年度に文化庁の認定を受けた富里市文化財保存活用地域計画に基づき、末廣別邸公園周辺をにぎわいの核となる拠点として、様々な取組を行ってまいりました。令和4年度には、庭園整備として、バリアフリー化を目指し一部園路の整備を図るほか、修復事業として主屋の基礎部分について改修を予定しております。 末廣別邸公園は、訪れた来場者が市内の各所を巡っていただくための拠点として重要な役割を担っており、末廣農場と連携し、岩崎家ゆかり歴史的背景等をガイダンスしつつ、観光と交流を促進してまいります。 末廣農場には、市民の皆様はもとより多くの方に御来場いただき、にぎわいを創出するとともに、多くの来場者が末廣別邸公園にもお越しになり、充実した時間を過ごしていただけるよう、引き続き取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) 市長、教育長から非常に御丁寧な答弁をいただきました。ありがとうございます。おおむね私が質問して受けたいと思っていたお答え、おおむねお答えいただきました。非常に丁寧な御答弁で感謝します。 ただ、幾つか追加で伺いたいことがありますので、1のほうから伺いたいと思います。 まず、(1)のほうの有効活用ですけど、観光拠点の反対側、観光拠点の末廣農場が6月5日にオープンしました。まさに駅のない富里市、スイカやニンジン、おいしい野菜、緑と自然が豊か、非常に魅力はあるんですが、基点となる象徴的なもの、建物、場所がなかった。それが課題でしたが、今回末廣農場ができたことで、富里市に来たなら、富里市の近くに寄ったならば、まず末廣農場に行ってみようという、まさに起点ができました。多くの来訪、来客が期待できます。期待したいと思います。 一方で、道路の反対側に旧岩崎家末廣別邸のある末廣別邸公園も整備されております。二つの施設は、一体として価値を紹介することが富里市の方針と伺っております。今回は、この末廣別邸公園の側の活用についてお聞きした次第です。 それで御答弁では、1に関して、情報の発信とともに、直接庭園を御覧いただきながら説明させていただくことが最も有効であると考えているということでした。私もまさにそのとおりだと思います。やはり、実際に生の人が熱く来ていただいた人に語る、これが一番インパクトが強いし、思い入れが伝わる、非常にそのとおりだと思います。 そして現在、職員が説明していると。日曜日ですか、職員が毎週日曜日に説明している。ボランティアガイドの体制をつくりたいと、努めていくというお答えでした。 そこで伺いますが、職員の方が日曜日とはいえ毎週、通年これからガイドをやるのは、なかなか厳しいと思います。ボランティアガイドの育成も大事ですが、現時点では体制が取れておりません。 今までガイド育成には、私も外から見ていて、いろいろ御努力されていることは意識していますが、観光拠点は6月5日にオープンしました。スタートしました。急がれます。このボランティアガイド、またはボランティアガイドでない選択肢も含めて、いつまでにこの体制づくりを進められるかお答えいただきたい。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 井上議員の再質問にお答えいたします。 旧岩崎家末廣別邸の価値をどのように伝えていくべきなのかとの御質問でございますけれども、より多くの皆様に周知できるよう、公開に向けて整備を進めてきたところでございます。 現在は市職員がガイドを行っているところでございますけれども、将来的には市民の皆様が中心となり、直接来場者に歴史的価値をかつての末廣農場とともに伝えていくことが重要であると考えております。 また、ボランティアガイド体制づくりにつきましては、末廣農場がオープンしたことによる来場者数などを見極めながら、具体的な体制について今後検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) 一体としての価値ということなので、本来であれば6月6日、オープンと同時にスタートできるのが理想だとは理解しますが、これから取り組んでいかれるということなので、期待したいと思います。 次の質問ですが、今後ガイドの育成体制ができたとして、同時に、ガイドに語っていただくストーリーがとても大事になってくると思います。そのための庭園などの環境整備について伺いたい。 例えば、ガイドさんは順路に沿って案内して、時々立ち止まって、そこに咲いている花とか木を指して、ポイントポイントでこだわりの説明をされることになると思います。岩崎久彌の生活とか思い、末廣農場との関係性を語ることになるんではないかと思うんです、ただの公園ではありませんから。なぜ庭園はこのようにデザインされたのか、なぜこの樹木が植わっているのか、なぜこの草花が育てられているのか。 平成27年に作成された旧岩崎家末廣別邸保存活用基本構想とか、市が発行しているもろもろの媒体資料では、この庭園の価値を次のように言っています。 どう言っているかというと、谷津に面した起伏ある地形を生かし、人工的に配置された樹木よりも、元来この地に生息していた草木の景観を生かした造りで、野趣あふれ、自然を愛した久彌氏の精神を映す、思いを伝える貴重な空間であり、富里の原風景を思わせる里山的景観を呈した自然的価値が極めて高いと。つまり、これをどう伝えていくかということだと思うんですね。 私の大好きな中央公園というのがあります。これは同じ公園ではありますが、中央公園は全くコンセプトがこの別邸公園とは違いますね。中央公園もきれいなんですけど、デザインされていますが、人工的にデザインしたと思うんです。文化的、歴史的な公園ではありません。別邸公園は、中央公園とは違う位置づけで、私は華やかさとか派手さよりも質素な品格だと思うんです。これは市で出している資料にも書かれていますが、これから手を加えていきますが、また費用をかけて。この一貫性が大事だと思うんですが、一貫した整備をしていただくことに対するお考えを、方向性を伺いたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 庭園的価値歴史的価値をどのように紹介していくか、整備を進めていくかという御質問かと思います。 かつて岩崎久彌氏が過ごされた時代の原風景の再現が基本的なコンセプトとなっておりますことから、今後も来訪者の皆様の安らぎの空間の形成と満足度向上のための整備を推し進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) 今、御答弁に原風景というお言葉がありました。原風景というのは全く手を入れない、荒れたままという意味ではなくて、人が手を入れる、里山的景観なので、ある程度手は入れるけれども、味わいも残していくということなので、この原風景という捉え方は難しいんですけど、なるべくその趣旨に沿って進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次の質問に移ります。 価値を紹介していくということで今伺っているんですが、何といっても今富里市は対外的な発信力がすばらしくて、外に向かって新聞媒体等を使って、非常に発信力が高い、非常にすばらしいと思っています。ただ一方、魅力を発信するには、地元市民に愛されるものになるように工夫していくべきだと思うんですね。 地元で育った60代以上の方は、この前のプレオープンのときにも60歳代以上のゲストの方が思いを語っていらっしゃいましたけど、末廣農場にゆかりの方が結構いらっしゃいます。岩崎男爵、私たちが小さい頃、男爵、男爵って祖父が言っていたのをよく覚えているんですけど、岩崎男爵にゆかりの方もいます。私も祖父が末廣農場で働いていましたので、この男爵さんの話はよく聞いておりました。しかし、その後の世代とか空港発展に伴って移り住んでいらした世代にはなじみが薄い、知らない方が多数いらっしゃると思うんですね。 そこでお聞きしたいんですけど、この地元に、市民に愛されるものに、どのように今後工夫をしていかれるおつもりなのか、その辺を伺いたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長
    教育部長金杉章子さん) 地元の方々への周知、どう愛されていくかとの御質問でございますけれども、観光・交流拠点施設末廣農場のプレオープンのときに初めて来場された市民の方々も少なくなく、これを一つの契機と捉えまして、さらなる周知を図っていきたいとは考えております。 来場者の皆様に歴史的価値を知っていただき、市民の皆様が誇れるような歴史的、文化的要素を兼ね備えた観光資源を目指してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) なるべく具体的に進めていただきたいなと思うんですが、それで私の意見ではありますが、やはり市民に参加していただく、市民が一緒になって取り組むということがこれから大事になってくると思うんです。 例えば、富里市の木でヤマザクラというのがあります。別邸にも今、何本か植わっていますけど、別邸の敷地の外側等も、谷津が広がっておりまして、また竹林をヤマザクラに、自然に残していくという形はできると思う。 例えば養老渓谷なんかですと、紅葉の渓谷にしようということで、1年間紅葉の苗木を小学校で育てて、それをみんなで移植して、みんなで紅葉の森をつくろうと。これは原風景に戻そうということなんですけど、同じようにヤマザクラというのが一つ象徴的なので、これを市民とか小学校で育てていただいて、苗木をみんなで植樹する。育っていけば、必ずそれを見に来ますから。 そういう試みとか、それから今やっている試みで、子ども記者クラブ子ども記者がありましたね。これ、お子さんたちを取り込んで、若い方、これからの世代に訴えていこうというすばらしい取組で、末廣農場の展示コーナーのほうに子供の記者たちのコメントが載っていますけど、よく知らなかったけど末廣農場について分かることができた、とてもよかったというコメントがたくさん書いてあります。ああいう子供たちを一緒に取り込んでいくとか、そういうことも含めて、工夫していただければと思います。 それから、中断していますけど、図書館で行われていた末廣農場の歴史紹介とか、コロナでやっていませんけど、こういったこともやっぱり市民に継続して取り組んで紹介していただいて、市民と一緒になって愛していけるような環境をつくっていただきたいなと思います。 これは、あとはお任せしますので御答弁は結構ですけども、私の一意見でございます。 それで、(2)のほうに移りたいと思います。隣接する末廣農場との連携をどのように図っていくのかです。 御答弁では、連携は重要であると、連携していくという趣旨の御答弁だったんですね。今現在、末廣というキーワードの下に、いろんな方が努力されています。6月5日にオープンした末廣農場の準備、オープンに当たった皆さん、それから末廣農場を運営する指定管理の皆さんもこれから頑張っていただかなければいけない。末廣別邸公園のほうも、ずっと管理している職員の方たちもいらっしゃる。公園の敷地内や、または公園外の周辺の環境整備、竹林を切ったりしている複数の市民団体、いろんな方がいろいろ努力されています。 今後、この皆さんの力が連携して一体となって、ワンチームになって一つの方向にベクトルを向ければ、さらによい方向にいくんではないかなと。皆さん努力されているんだけど、今ちょっとばらばら感があるんではないかなという印象があるんですね。ぜひ連携を取っていただきたい。 それで一点伺いたいんですが、連携の典型的な事例として、観光拠点の末廣農場から末廣農場別邸にいざなう動線です。 末廣農場、観光拠点の一番奥を入っていきまして、東側を見ると、ガイダンスコーナーがあります。すばらしくよくできていると思います。ガイダンスコーナーはきれいにできていまして、デザインもいいし、反対側の別邸公園もよく見えるようになって、工夫されています。それから岩崎久彌とか、男爵ですね、それから末廣農場、何か説明のパネルも品のいいもので、非常によくできていると思います。 しかし、私はあそこに立ってみて、目の前に大きな道路があって信号がある。初めて来た方がそのパネルを見て、ああ、そうなんだと買物して帰っちゃうと困るわけです。横断歩道を渡って、ちょっと幅の広い道を渡って反対側に来てくれないといけないと困る。一体にならないと、道路で分断されていたのでは全く意味がない。 そこで伺いたいんですけど、末廣農場から末廣別邸に導く、連携する工夫、この一点だけまず、いろいろ連携はあるんですけど、この一点は象徴的なので伺いたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 末廣農場との連携についての御質問でございますが、観光・交流拠点施設末廣農場とは一体的な施設として連携をしっかりと図りながら取り組んでまいります。 また、末廣農場の歴史や末廣別邸にちなんだイベントなどを実施し、末廣農場から末廣別邸公園へ多くの皆様が来場していただけるよう取り組むとともに、末廣農場と末廣別邸公園の魅力を多くの皆様に感じていただけるよう、担当課、また指定管理者等々と連携協力しながら推し進めてまいります。 現在、末廣農場から末廣別邸公園へのアクセスなんですけれども、こちらにつきましては、4月からこれまでに5,000人を超える方々が末廣別邸公園にお越しいただきました。ここで担当職員が、現地のほうの状況を確認しながら、信号を渡っていただきまして、そこから一方通行で御案内いただけるような新たな御案内の方法というのも、その日その日の状況で判断して進めているところでございます。 やはり、多くの方が別邸公園へ足を運んでいただけるような仕組みをしっかりと今後も協力しながら進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) オープンして1か月、そして3か月、半年、やっぱり時間が勝負だと思います。ぜひ御努力いただき、御答弁いただいたようにしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 1を終わります。2に移ります。富る里応援寄附金の活性化についてです。 まず、(1)のほうの収支の現状と課題はということです。 富る里応援寄附金に関しては、私、何回か過去にも伺ったことがありまして、富る里応援寄附金は市の貴重な財源です。もう一般財源になっていますね。過去からのいろんな工夫を重ねられて、先ほどもありましたけど、令和4年は伸びているということもありました。寄附金は年々増えていますね。富里市に頂く富る里応援寄附金は、富里市を応援したいという方の寄附金は、増えている。 でも一方、富里市民が他自治体にふるさと納税すると、市税が控除されて、2,000円引いた残りの分、控除されますね。富里市への税収が減ります。結果、歳入は増えているのか、また減っているのか、とてもしばらくぶりに気になりまして、今回聞いた次第です。 御答弁では、最新のデータとして、令和3年度調査では寄附が1,398万円来たということで、とてもすばらしい。そこから経費、商品の仕入れ代金とか発送料とかネットの手数料を引いた、718万円の経費を除いて、手元に残ったお金から税額控除されて、本来もらうべきだったんだけど逃げていっちゃったお金が4,338万円。集計しますと3,658万円ということなんですね。つまり、しつこくなりますけど、本来富里市の税収としてあるべきお金が3,658万円減っちゃっているということですね。 以前頂いた資料、これは以前、頂いた4年前、平成29年には、寄附額が127万円と聞いていました。ということは、今1,398万円だから、10倍以上伸びているんですね。これは皆さんの御努力がすばらしいと思います。ただ、4年で10倍伸びてよかったんだけど、一方収支は、平成29年度調査では1,764万円でしたから、それが倍の3,658万円のマイナスになっちゃった。1,890万円も増えちゃったということですね。 もしこの傾向が、4年で倍になっちゃいましたから、マイナスが。この傾向が続いたら、5,000万円、6,000万円と広がる危険性もあるわけですね。では、これを看過できるのかと。看過できない問題ですね。 この3,658万円、私もちょっと改めてびっくりしましたが、この現実を捉えて今後どうされるか、お考えを伺いたい。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 井上議員の再質問にお答えいたします。 今後の考えということですが、市長答弁にもございましたが、本市の魅力を効果的に広くPRしまして、貴重な財源の確保につなげていきたいと考えているものでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) 以前にもこの件で質問しましたと申し上げました。そのときに、2回目か3回目のときに、私、提言したことがあるんですが、このふるさと納税の仕組みは地方自治体間の税金の取り合いで、地方自治の観点からすると問題で、制度に反対している自治体も多いと。国と自治体が裁判でもめているばかげた事例もあります。最高裁まで行って、国が負けたんですね、たしか、という事例までありました。 現金を寄附したら、最近テレビを見ると、何とキャッシュバックするとか、金券、現金が戻るなんていう訳の分からんルールまで出ています。何でこんなことになっちゃうか。トラブルの元になるもともとの国の制度設計が悪いからで、国に制度の廃止を求めたらどうかと、私が以前伺ったことあります。そのときに市の答弁としては、あくまでも国の決めた手順なので、既存のルールの中で努力すると、返礼品などを充実しますという答えが多かったんです。 現実は、これは何回も言うことではありませんが、でも3,658万円です。大幅な減収。そこで、2の私が提案した岩崎別邸の整備に共感型はどうかという(2)のほうに移りたいんですが、ぜひこれを捉えていただきたい。 (2)のほうで御答弁は、具体的な事業を挙げて、より具体的にPRしていくと市長から御答弁いただいて、先ほど部長からも御答弁いただきましたけど、より具体的なPRをしていくということでした。 例えば、ならば、これは今度(2)のほうに入っていますけど、岩崎別邸は前、竹林で荒れていました。当時はこんなのでした。今は、何年かかけてこれだけになりました。やっと外構工事も、スロープをつけてパーキングも造りました。竹林も整備されて、それから散策路もきれいになりました。これだけきれいになりました。でも、最終的にはここまでいきたい。これを、写真か動画か分かりませんが、イメージできる具体的なものでやっていただきたいんです。 それと返礼品ですけど、返礼品、これも商品はもちろん富里市のはすばらしいんですが、体験型、共感型にしてほしい。田植え・稲作体験、里山散策は今、中高年にすごく人気がありますね。それから蛍観賞、今蛍が飛んでいますね、ゲンジボタル、蛍鑑賞会、それからスイカの栽培でも人気がありましたけど、農業体験。こういった仕入れが少なくて、発送費用がなくて、経費の大幅に削減できるもの。 今、経費で半分取られてちゃっていますよね。頂いたお金の半分は経費でなくなっちゃう。そうではなくて、物を返すのではなくて、こういう体験型、こういうのを考えていただきたい。 もう一つ、ちょっと長くなって申し訳ない。もう一個は、こういうことを口コミでやっていただけたらどうかと思うんです。今のポータルサイト依存型ではなくて、口コミ。 一例として、今3,000人のとみさとファンクラブというのを富里市ではやっていらっしゃいますね。最終的に1万人にしようとしています。こういう富里市を愛する人たちが、もし1万人になってふるさと納税に協力していただいたら、すばらしい力になると思います。 それから市民経由で、富里市で育って学んで出ていって、外に、うちの子供もそうですけど、外で所帯を持っている人、そこに富里市民経由でアプローチしてもらって、新しい施設ができたんだから1万円ぐらい富里市に寄附しなさいと、帰ってこいと。たまには孫を連れて帰ってきなさい。里山を散策して、新しい末廣農場で、レストランで食べて、末廣別邸がきれいになっているので、公園を歩きなさい。たまには帰ってこい。1万円ぐらい寄附してもいいではないか。市民経由でやっていただいて、ポータルサイトを当てにしない。 こういった口コミも含めて、ちょっと長くなりましたけど、こういう工夫で(2)の共感型の工夫を、寄附を集めていただくというのがいいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 御提案ありがとうございます。 より多くの方々に富里市を応援していただくためには、様々な方法を工夫して富里市を知っていただく必要があると考えております。その方法につきましては、今後も検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) 議場ですから、どうしても市の執行部の御答弁はシンプルになると思うんですけど、五十嵐市長が、財源がない中、非常に御努力されて、とみさとエナジーとか、とにかく歳入を確保するんだと非常に旗を振っていらっしゃって、例えばとみさとエナジーならエナジーで、出てきた利益を団地の舗装に使ったりして、いかに稼ぐかを努力されているわけですね。 とにかくこれだけ、3,600万円、4,000万円近くのお金がどんどん逃げちゃっているときに、今の御答弁を言っているんではないんです、過去、私はふるさと納税を何回も聞いていますけど、非常に淡白なお答えで、市長のこの歳入を確保するんだという意思と温度差があるように感じるんです。 もうあまりふるさと納税でそんなに何回も質問しませんが、これ以上差が広がらないように、やはり全庁的に努力する必要があるんではないでしょうかと申し上げて、次のテーマにいきたいと思います。 次は、高齢者医療の課題です。 御答弁いただきました。(1)訪問診療が受けられる環境をさらに充実すべきではないかということです。 なぜ私がこういう質問をしたかということなんですが、訪問診療の必要性は今まさに高まってきています。コロナで一気に顕在化しました。病院が満床で入院できない、療養施設に入れない、訪問してくれる医師がいなければ大変です。富里市も高齢化、例えば病院でがんの治療が終わって、在宅になりました。がん治療の緩和ケア、それからそれに続くみとり、こういうものが、自宅で死を迎えなければいけない方も増えてくると思います。 以前、人生会議とかでもちょっと私は触れさせていただきましたけど、答弁にもあるように、訪問診療、訪問看護、看護師さんが来てくれる施設は非常に整ってきているんですよね。ところが、医師が訪問してくれる訪問診療は市外に依存しています。例えば、酒々井町とか成田市などのお医者さんに市内に来ていただいています。 広域でもちろんカバーしていただいていますけども、何かあったときにやっぱり地元が一番になっちゃうので、富里市が2番になりますから、市内に拠点が、富里市に拠点を置いたドクターに来ていただけるようにできたらいいなと思って、ここの質問をしました。 御答弁は、私の質問の趣旨に沿ってお答えいただいておりまして、前向きに検討するという形でいただいております。 実際、富里市内には開業医の方がたくさんいらっしゃいます。市内の病院や診療所など、皆さん今、外来診療の充実で努力されていまして、さらにコロナでワクチン接種に御協力いただいております。その上、今サポートしている患者さんの往診に加えて訪問診療までお願いするのは、なかなか無理があると思います。そこで、御答弁いただいたようなオンライン診療が有効だと思います。 伺いますが、このようなオンライン診療導入や、市内に来て拠点をつくっていただく、または現状をカバーしていただいている、成田市から来ていただいている、酒々井町から来ていただいているドクターにもっと密にカバーしていただける体制を確保するために、何がしかのインセンティブといいますか、行動を促すための手段が市としても必要ではないかと思います。 これ、例えば初期費用、導入費用とか診療報酬など、何かできることがあるんでしょうか。このインセンティブを設けることが可能であれば、充実してくると思います。この辺の可能性について伺いたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 井上議員の再質問にお答えをさせていただきます。 市内に訪問診療の支援拠点をつくる上で、インセンティブが必要ではないかとのお尋ねかと思います。 訪問診療の支援拠点につきましては、千葉県保健医療計画などによりますと、将来の医療需要に対応するための課題といたしまして、在宅医療の確保を挙げております。その上で、在宅医療への参入を促進するためには、病床を有する病院と在宅医療の提供体制が整った医療機関との連携が不可欠であるとされております。 その件、千葉県に問合せをさせていただいたところ、現在県には在宅医療スタートアップ事業や地域医療体制構築支援事業などの制度があるとのことから、本市といたしましては、参入を希望するというような御相談が窓口のほうにあった際には、これらの情報提供について努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 井上 康君。 ◆(井上康君) いろいろそういうものが用意されている。市としての費用をつぎ込むというのはなかなか厳しいかもしれませんが、そういうのを紹介していく、サポートしていくというのはぜひやっていただきたいと思います。 富里市には、周辺に日赤さんとか徳洲会病院さんとか国際医療福祉大学さんとか総合病院があり、かつ市内に病院や診療所があり、医療に関しては非常に恵まれた場所だと常々思っております。 そこへ、今充実してきている訪問看護、そして今申し上げた訪問診療が充実すれば、安心・安全、医療的ケアに心配のない住みやすい町になります。強力な定住・移住策の核になるのではないかと思います。そういう面からも、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(野並慶光君) これで井上 康君の質問を終わります。 そのまましばらくお待ちください。 次に、柏崎のり子さん。          (柏崎のり子さん登壇) ◆(柏崎のり子さん) 日本共産党の柏崎のり子でございます。三点にわたって質問するものでございます。1 盛土規制について (1)盛土による災害防止に向けた総点検結果について (2)本市の課題と今後の対策及び取組について2 学校給食について (1)諸物価高騰によって給食事業にも影響が出ている。現状と今後の対応について (2)給食費への負担増が懸念されるが、対応は。3 生活保護制度について (1)生活保護行政の改善・拡充について 以上、三点について質問するものでございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 柏崎議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、盛土規制についてでございますが、盛土による災害防止のため、近年形成された全国の盛土について、関係府省庁と地方公共団体が連携して災害の危険性のある箇所への対応などを検討することを目的に、令和3年度に総点検を実施いたしました。 市内においては29か所の総点検を行い、このうち千葉県が所掌する3か所及び本市が所掌する2か所が、法令に基づく申請等の未提出や書類と現地に相違があるなどとなっておりますが、これらを含め全ての箇所において、土砂等の崩落により周辺の人家や公共施設へ影響が考えられる盛土はないとの点検結果となっております。 次に、本市の課題と今後の対策及び取組についてでございますが、盛土による災害から国民の生命、身体を守るため、土地の用途にかかわらず危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制することを目的として、宅地造成等規制法を抜本的に見直し、名称を宅地造成及び特定盛土等規制法とする改正法が令和4年5月27日に公布されました。本市においても、法に示された基準等に基づき、千葉県等の関係機関と連携して盛土対策に取り組んでまいります。 さらに盛土関連としまして、令和4年度は、国が令和元年度に作成した大規模盛土造成地マップの対象盛土46か所について、安全性を把握するための大規模盛土造成地第二次スクリーニング計画の作成業務を予定しております。 本業務の調査区域のうち、総点検を行った区域と重複する区域は6か所が該当しており、今後、この調査結果や総点検の結果を基に、災害防止に向け取り組んでまいります。 総点検結果における本市で所掌する2か所の取組といたしましては、十倉地先につきましては隣接市と接していることから、現在の事業者に対して県や関係機関と連携を図りながら指導を行っているところでございます。また、七栄地先につきましては、過去に埋立てが行われ現況に変化があったことから、現在も土地の状況について注視しております。 今後も引き続き、必要に応じて千葉県とも連携し、法令等に基づき適正に対応してまいります。 次に、生活保護制度についてでございますが、生活保護行政の改善と拡充につきましては、現在の急激な物価高騰の中、運用改善といたしまして、厚生労働省からの最新の通知においては、社会事業団体や地域のつながりなどから、慈善的・福祉的性質による物品や食料などの現物援助を受けた場合の取扱いについて、原則収入として認定しないなどの内容が加えられ、弾力的な運用が行われております。 生活保護を受けられている方も、厳しい生活状況となっていますが、生活保護の基準は、生活保護法において受給者の年齢や世帯構成、級地区分などにより扶助費の金額が定められております。 このような中、本市では各種給付金などの申請が困難な世帯に対し、申請書の記入や添付書類の準備を補助するなど、これまで以上に生活保護受給者の生活の安定、自立に向けた支援の拡充に努めていきます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 柏崎議員の一般質問にお答えいたします。 学校給食についてでございますが、諸物価高騰によって給食事業にも影響が出ている現状と今後の対応につきましては、現在、調味料や油、加工食品などの一部で価格が上昇しているものの、本市においては、生鮮野菜類や米などに関しては、地場産物を地元業者から安定した価格で供給されております。 今後の対応につきましては、物価動向をより注視しながら、安全・安心な学校給食の提供に努めてまいります。 次に、給食費への負担増が懸念されるが対応はとの御質問につきましては、今後も高騰が続く場合には、まずは献立の工夫や食材の精選を行い、給食費には影響させないよう努めてまいります。 なお、千葉県では、物価高騰に伴い給食費無償化について検討しているとの報道もあることから、その対応について注視してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 再質問いたします。 まず、盛土規制についてでございますけれども、熱海市の崩落、大規模の盛土崩落で大変な死者が出たわけなんですけれども、それで昨年8月に、国が都道府県知事にやはり総点検の依頼をしたわけです。 盛土に向けた結果については、千葉県総点検対象箇所数は2,898か所、重点箇所が906か所ということで、重点エリアとされているわけですが、これは崩落懸念があるというのが5か所あると言われております。 富里市においては、5か所が法令に基づく申請等の未提出などがあったということですが、千葉県で示した項目ごとの地域、箇所数について伺います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 柏崎議員の再質問にお答えいたします。 総点検結果の項目ごとの地域箇所数につきましては、許可、届出等の手続が取られていなかった盛土が3か所で、本市への手続案件となります3,000平方メートル未満の盛土が2か所で、十倉地先と七栄地先になります。 千葉県への手続が必要となる1か所につきましては、十倉地先で、この案件は廃棄物の投棄等が確認された盛土箇所ともなっており、千葉県で所掌してございます。 手続内容と現地の状況と相違があった盛土は2か所で、七栄地先と立沢新田地先となり、2か所とも埋立面積が3,000平方メートル以上であることから、こちらも千葉県で所掌しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 本市においては5か所ですけれども、土砂等の崩落により周辺人家や公共施設への影響が考えられないということで、それはそれで安堵しておりますけれども、点検結果はそうであるとはいえ、ただいま答弁いただきましたように、許可、届出等の手続が取られていない盛土とか、あと廃棄物の投棄が確認されているとか、手続内容と現地との相違があった盛土など、やはり千葉県の既存の法令等に基づく行政上の措置実施や指導が、本当に適切に行ってきたのかなということで、また市町村と連携を取ってきたのかなという、過去のものも今回対象でチェックされるということですので、やはり放置してきた、放置というか指導し切れていない部分が露呈したなということを指摘しておきたいと思います。 次に、本市の課題と今後の対策及び取組についてですけれども、十倉地先で隣接とまたがっているものがあるとお答えでしたけれども、どのような経緯で県や関係機関と指導しているのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お尋ねの十倉地先につきましては、県の条例に基づき許可を得て事業に着手したものの、許可区域以外にも、法令に基づく手続を行わず隣接地とまたがり埋め立てるなどの行為を行ったことから、現在の事業者に対しまして、県や関係機関と連携を図りながら指導を行っているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) これまでの残土条例は、やはり限度があったということですね。 全国の盛土の大半を、建設発生土、残土が占めていると言われております。今後も建設残土などを含む盛土の埋立てがないように、市民の協力を得るなどしながら未然に防止してほしいと思いますが、その対応はどのようにしていくのでしょうか、お答えください。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 不適切な残土埋立ての未然防止に関する対応についての御質問かと存じます。 現在、職員によります市内巡回パトロールの実施のほか、市民の皆様や関係機関等からの情報提供があった際は、早急に現地を確認し、必要に応じ千葉県などから協力、連携をいただきながら、適切に対応させていただいてございます。 今後も引き続きこれらの対応を行い、必要であれば強化し、土砂等の不適切な埋立て等の未然防止に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) やはり、過去に遡ってやるということは大変な労力を要するんだと思います。ですから、住民の協力もいただきながらやるしかないんではないのかなと思っております。 次に、取組なんですけれども、大規模盛土造成の第二次スクリーニング計画を作成するとのことですけれども、その内容を確認したいと思います。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 柏崎議員の再質問にお答えいたします。 令和4年度に実施を予定しております大規模盛土造成地の第二次スクリーニング、こちらの事業の内容についてのお尋ねだと思います。 本事業につきましては、災害に強いまちづくりの推進を図るため、大規模盛土造成地の安全性を把握するために実施をするものでございます。調査対象につきましては、盛土の面積が3,000平方メートル以上あることなど、国が定めました基準以上のもので、令和元年度に国が調査し抽出をいたしました市内の46か所が対象となってございます。 令和4年度では、当該46か所の現地踏査等の基礎調査を行い、詳細な調査の必要性について、その優先度を判定することが目的となっております。この調査の結果、優先度が高いと判定された箇所につきましては、詳細調査の実施を検討することとなっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 今後スクリーニングの計画をつくって、それに対応するということで、しかしながら46か所のうちの優先度をつけながら対応していくということで、確認しておきたいと思います。 次に、共産党は国会で、やはり建設残土の対策と一体で進めていかなければいけないんだということを主張してきたわけなんです。建設残土の抑制と、そして発生責任者、所在の明確化、抜け道のない規制を、許可に当たっては、環境影響評価や地域住民の意見聴取などを行うべきだと主張してきました。 このたび宅地造成等規制法が改正され、新しく宅地造成及び、特に盛土、特定盛土等規制法となることから、新しい基準に対応するように、それに沿って適切にやっていただきたいと思いますが、その辺の御答弁をお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) お答えいたします。 現在、国からの情報によりますと、今後、国によりまして基本方針の策定等を行う予定と伺っております。同法の具体的な情報が得られましたら、国から示される方針等に基づきまして、庁内関係部局また千葉県とも連携をしながら取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 5月20日、国においては附帯決議もつけられ、また修正案も出されたりしまして、やはり以前よりは厳しい措置をするということで罰則も設けられているようですが、県と連携して、県民、市民の命と財産を守るために新しい法律を、やはり法律はできても実効性がなければ、これは絵に描いた餅になると言われます。実効性のあるものに前進させるよう求めておきたいと思います。答弁は結構でございます。 次に2番目として、学校給食についてです。 御答弁いただきましたけれども、学校給食について、まず食材について、今のところ一部は安定した価格で調達できているというように伺いましたが、年間の見込みとしてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 柏崎議員の再質問にお答えいたします。 食材調達の今後の見込みについての御質問でございますが、米や牛乳など一部の食材については年間で単価契約しているものの、加工を伴う食材などは高騰が予想されますので、今後の物価動向に注視してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 動向に注視しているということで、それは注視して見過ごすのか、それとも対応する措置を取るのかということが問われるわけなんですけれども、高騰している食材の影響は何パーセント程度と見ているのかお答えください。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 食材への影響についての御質問ですけれども、現状では全体の影響を把握することは難しい状況でございます。 一部の食材の価格を令和3年5月と令和4年5月で比較いたしますと、揚げ物用の油が1.8倍、しょうゆが1.1倍、砂糖が1.06倍の価格上昇率となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 私たちもスーパーへ買物に行きますけれども、あまりにも高騰して、1万円札がすぐなくなります。そういう状況なんですね。 センターにおいては、給食日数は年間約190日ですよね、それで3,700食ですね。賄い材料費は、今年度は2億円ちょっとで、お米は1,300万円ぐらい利用しているわけですけれども、食材は給食予定日のどのくらい前に発注しているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 食材の発注時期についての御質問でございますが、食材の発注は2か月前となります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 2か月前に調達するということで、食材調達はどのように決定されているのか。お米は、10キロで3,200円で週4回、JAにお米を保管してもらって保管料は無料、利用するときに精米してもらう、非常にいいやり方をしていると思うんですけれども、その他の食材の調達はどのように決定しているのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 食材の調達に当たっての御質問でございますが、食材の購入に当たっては、食材の品質や鮮度、生産地などに留意しまして、供給状況を確認しながら納入業者を決定し調達しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) センターのほうでは、非常に栄養士さんがやりくり、賄いするには大変ですね、子供たちに食べていただくために努力をしているわけですけれども。学校給食会からも物資を取っているわけですけれども、この学校給食会から高騰に関する通知はあるんでしょうか、また、学校給食会からはどれぐらいの量を調達しているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 学校給食会からの通知や調達の状況についての御質問でございますけれども、現在学校給食会から食材の高騰に関する通知は特にございません。 また、調達の量につきましては、令和3年度では、費用割合でお答えいたしますと31.73パーセントを学校給食会から調達しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 31.73パーセント、学校給食会はやはり物資の提供の事業者ですから、今後やはり諸物価値上げの影響が出れば、上げてもらいたいという、そういうふうにもなるんではないかと思って懸念しているんですけれども、その辺はやはり注視というか、しているんですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 学校給食会からの提供の価格高騰につきましての御質問でございますけれども、学校給食会から調達する食材の割合は31パーセントを超えているわけですから、やはりしっかり注視していかなければならないことだと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 給食の食材賄い費は保護者の負担になっているわけなんですけれども、今後の状況によって給食費への影響はないと理解していいのでしょうか、確認します。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 給食費への影響についての御質問でございますが、給食の賄い材料費は、議員のおっしゃるとおり保護者が負担することとなっております。 現在、一部食材の価格が上昇しているものもございますけれども、地場産物は地元業者から安定して供給されていることから、今のところ給食費に影響は及ばないと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 御答弁では影響はないということですが、値上げにしない、値上げに影響はないとしっかりと理解していいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 今後の高騰の状況を確認する必要はあるとは思いますけれども、現状では影響はないと考えていいと思っております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 次に、食材についてですけれども、精選などにより現行予算の範囲で対応するとのことでした。安定的に地元から提供してもらっているということですけれども、給食の栄養バランスやカロリー基準等への懸念というのはないんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 給食の栄養バランスやカロリー基準などが確保されるかとの御質問でございますけれども、学校給食では栄養バランスやカロリー基準を満たすため、献立の創意工夫、また食材の精選を行っておりますので、そのような懸念はございません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 答弁をお伺いするたびに、本当にこれでやれるのかなという心配があるんですけれども、1食当たりの単価が小学校は260円、中学校は310円、それは今カロリーの、文科省基準でこれが設定されているかと思います。 タマネギ、ジャガイモ、子供たちの大好きなカレーライスなんて、タマネギなんて大変な高騰ですよ。白子町でも大変、九十九里町でも大変な値上がりで、もう皆さん驚いていますけれども、そういう意味では、献立の工夫というのは容易ではないと思うんです。 私たちも作る立場ですから、その苦労は本当に身にしみて分かるんですけれども、今後やっぱりとてもではないけど、栄養士さんも力を発揮するには大変だと、もう限度だというような声が、上げないと思うんですよね。しかし、それを察してあげるのが教育委員会だと思うんですけれども、その辺は、本当にこのまま推移していけるのかどうなのかという心配があるんです。 市川市などでは、やはり上乗せしているんです。それと、印西市では第3子以降無償、八街市では高騰分を補正、君津市ではやはり2学期分は給食費無償化で、給食費歳入約1億円を減額しておりますね。食材高騰分3,000万円を補正しているという、各地でいろんな報告がありますけれども、やはりこれらは子供たちへの影響を考えて、国の新型コロナウイルス感染症地方臨時交付金を学校給食の食材高騰分に活用できるということで、文科省が通知を出しているわけですけれど、その辺について活用しないんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 国の新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の活用についての御質問でございますが、給食食材費について令和3年度と比較したところ、給食費を値上げするような食材価格の高騰はないことから、交付金の活用には至っておりません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 現時点では値上げにつながらないということで、値上げしろではなくて、値上げしないままでのカロリー計算、栄養をしっかりと取れるような、食材高騰に対してのやっぱり補正をしていくべきだなと思うんですけれども、つながらない、やっていけるということの答弁が繰り返されておりますけれども、その中で、加工品を伴う食材高騰が予想されているので注視するというのと、あと高騰している一部食材は、令和4年5月比較では油が1.8倍、しょうゆ1.1倍、砂糖1.06倍の価格上昇率と。これらも使うわけですよね。ですから、学校給食の給食会からの31.73パーセントの調達も、これは通知がないといえども、やはり御商売ですから、公共団体が損させるようなことはできないわけですよね。 そういう懸念もあるわけなんですけれども、御答弁はいずれも影響ない影響ないということなんですけれども、文科省が4月28日に通知しているわけです、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策の通知ということで。それは皆さん担当課にも資料をお渡ししておりますけれども、財政課にお伺いいたしますけれども、この文科省の通知の臨時交付金の活用について全く検討するつもりはないのでしょうか、お答えいただけますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 予算に係る内容として、私のほうからお答えさせていただきます。 いわゆるコロナ交付金につきましては、今般の原油価格の高騰、また物価の高騰などというところで交付される形を取られてございます。 富里市といたしましては、学校給食につきまして、成長期にある児童・生徒さんの心身の健全な発達に欠かせないものとは認識してございます。今後、この経済状況が給食に影響を与えるような事態が発生した場合には、教育委員会と十分協議をしてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 部長の答弁では、今後教育委員会と十分協議していくということですね。 千葉県の物価高騰分交付限度額が、市町村分は166億4,944万5,000円あるわけなんです。ですから、各市町村も早いところその体制を整えたところもあるわけですね。 これから秋、冬にかけての物価高騰、さらに、下がることはないと思うんです。そしてまた、消費税分も上乗せされますので、相当な影響があるのではないかなと思いますので、ぜひ今財政部長がお答えになったように協議して、ほかの市町村の対応に負けないぐらいの温かい気持ちで財政措置をしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 そしてまた、教育委員会としても、やはり財政課との協議に当たってはしっかりとした考えをお示ししてもらいたいと思うんです。これは結局、実施計画の締切りが7月29日、最終締切りは冬頃を予定しているということですので、やはり協議については、この日程をしっかりと踏まえた上で実施計画を協議してもらいたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 今後の事務手続についても検討したらいかがかという御質問でございます。 やはり最初に御質問のお答えで申し上げたとおり、今の段階では給食費への影響、また物資の購入が難しくなる、そういったことは考えられませんけれども、やはり今後1年間を見据えた上で、そういったところについてもしっかり検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) よろしくお願いしたいと思います。 次に3問目、生活保護制度についてでございます。 御答弁をいただきましたが、生活困窮者自立支援制度というのは、やっぱり住居確保給付金以外には給付制度がないわけですね。ですから、生活保護というのは本当に最後の最後のセーフティネットと考えられます。 社会福祉協議会による応急小口資金、また総合支援資金、これは貸付けですから、これから返済が始まるわけですから、さらに生活が困窮する方々にとっては非常に厳しいんではないかなと思っています。 そこで質問ですが、申請件数は増加しているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 柏崎議員の再質問にお答えをさせていただきます。 生活保護の申請件数は増加しているのかとのお尋ねでございます。 令和2年度と令和3年度の実績を比較いたしますと、令和2年度は75件に対しまして令和3年度の申請件数は115件と、約1.5倍以上の増加となってございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 1.5倍以上の増加となっているということで、生活保護の相談件数は増加しているのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長
    健康福祉部長(森秀樹君) 生活保護の申請の前の生活保護の相談の件数でございますけれども、令和2年度と令和3年度の実績を比較いたしますと、令和2年度実績が延べで147件に対しまして令和3年度実績では延べ206件でございますので、同様に1.4倍と増加しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 令和2年、相談件数が147件、それで申請件数は75件ですね。令和3年、相談件数は206件で申請件数は115件ということでは、約半分ですね。 相談件数と申請件数の差が大きいなというふうに感じますが、相談する上でいろいろ対象にならないというのもあるかもしれませんけれども、憲法第25条に沿った今後の対応というのは大変重要だなというふうに思いますので、指摘しておきたいと思います。 次に、委託している面接相談員は、2年経過しましたが、苦情や問題点などはないのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 面接の相談員を委託していることで苦情や問題点はないのかというお尋ねでございます。 日々の面接の内容、状況につきましては、記録にまとめまして相談員から報告させてもらう体制を取っておりまして、細かな改善点はございますけれども、随時注意、指導しながら、目配りをさせていただきながら、大きな問題となる前に改善を図るよう心がけているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 私のところには、そういう相談した住民の御意見も来たりします。相談者は、もう決意して相談に行くわけですよね。それで、相談する側の住民は、全ての受付の方々も職員であるというふうに思っているわけなんです。 生活保護を委託しているのは、千葉県では富里市だけだということですから、市民の皆さんがやはり職員が冷たかったというふうな声を寄せました。いやいや、そうではないですよ、職員ではありませんよ、委託している職員ですよと私は申し上げました。 ですから、職員の皆さんはやはり公務員ですから、憲法を遵守しながら公務員として働かなければならないわけですから、それで、やはり相談する側の声を尊重して、まず聞く力の、聞く力ですね、ノウハウをしっかりと高めてほしいと考えます。憲法の趣旨もしっかりと説明してほしいんです、最初の一歩で。 ところが、ちょっとそこが落ちているときもありました、はっきり言って。ですから、ここで細かな改善点はありますよというふうに答弁されましたけれども、その辺はやはり高めていく必要があるのではないかなと指摘しておきたいと思います。 次に、現在のケースワーカーは何人でしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 本市におけるケースワーカーの人数についてのお尋ねでございますが、現在ケースワーカーは6名でございます。そのほかに、全体を見る査察指導員が1名おります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 改めてお聞きします。 今、約450世帯の対象世帯だということで、一人のケースワーカーが担当するのは75世帯と聞いております。このケースワーカー、現業を行う所員、また査察指導員、これは全て正規の職員でしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) ケースワーカー、そして査察指導員、合わせて合計7名でございますが、全て市の職員でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) それはよかったです。あちこち、特に東京のほうですけれども、いろんな問題が噴出しているものですから、しっかりと対応をお願いしたいと思います。 次に、生活保護受給宅の訪問ですけれども、年何回ぐらいやっているのか。また、生活保護実施要領では、少なくとも年2回の訪問が必要とされているが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) ケースワーカーが担当いたします受給者世帯へ年に何回ぐらい訪問しているのかというようなお尋ねでございます。 本市におきましては、世帯の状況に応じましてAからEの5段階にケースを分けさせていただいておりまして、その世帯の状況によりまして、例えばAケースは毎月1回以上、Cケースは3か月に1回以上というように基準を定めて、計画的な訪問調査に努めているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 5段階に分けてやっているということでは、きめ細やかに対応していると言える点もあるかと思います。 要するに、受給する側にすれば、逆にあまり来られると監視されているんではないかというふうな、そういう被害妄想にとらわれる場合もあるということも言われております。ですから、やはり保護変更処分などが必要な人は、生活実態をしっかりと見ていただいて、そして受給者に親身に寄り添った、生存権を守る対応を求めておきたいと思います。 今後特に生活が厳しくなりますので、そしてまた高齢者が50パーセントだということでは、やっぱりそういうきめ細やかな優しさが必要ではないのかなと思いますので、求めておきたいと思います。 次に、扶養調査しない内容、扶養調査が非常に問題になったわけですね。生活保護を申請すると、家族に通知が行くわけですね。それが非常に心の負担になる、受給申請の壁になっているということだったわけなんですが、調査しない内容はしっかりと伝えているのかどうなのかお答えいただけますか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 扶養調査に関します内容について、相談者に説明しているかとのお尋ねかと思います。 本市では、生活保護の相談者に対しまして、生活保護の仕組みという冊子を利用しまして説明をさせていただいておりますけれども、その中に扶養照会についても明記されておりまして、もちろん扶養照会を行わないケースもあることについても明記してございますので、丁寧に説明をさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 仕組みですね。前はしおりとか何とか言っていたような気がして、仕組みを生活にお困りの方にということで、生活保護の仕組みを申請、相談に来た方に渡しているかと思います。 拝見してみますと、非常に行政用語が多いんです。そしてまた、活字が小さい。仮名は振ってありますけれども、活字が小さいわけです。ですから、市民に分かりやすいかといえば、分かりやすくないなと、見逃すなと。ましてや、高齢者が多いということでは、やはりしっかりと理解してもらうには、今のままだと時間がかかりますよね。 ですから、創意工夫した、イラストを入れるとか明るい色みを使うとか、ほかのほうでは、職員たちでそれこそチラシを作ったりして、生活保護は権利ですよということを伝えているところもあるんです。ですから、市民に分かりやすい、行政用語でなく、そういうことを改善する必要があるんではないかなと思います。 厚生労働省も、一応は扶養照会はなし、生活保護は憲法に基づいた権利ですよという放送をしているわけですから、やはりそこは行政側のほうとしては、制度ではなくて行政、実務するほうとしては、分かりやすく対応する必要があるんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 現在、市が独自で御説明させていただくときに使用しております生活保護の仕組みという冊子も含めて、もっと分かりやすくならないかというような御指摘でございますが、今申し上げました冊子につきましては、これまで細かい手直しは随時してまいりましたけれども、今後またどなたが見ても分かりやすい内容にするよう検討して、より皆様方に分かりやすい御説明をさせていただく場を設けるようにしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 今の御答弁では、分かりやすく対応していくということで、やはり理解しないことには日本国憲法の内容も知る由もないわけですから、ですから、分かりやすく大きな字で、まさに目に入って読みやすいという、高齢者も多いということでは、ぜひ改善できるところは改善していただきたいと思います。 次に、日本国憲法第25条の「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と、とてもすばらしい憲法の内容ですけれども、級地、1級、2級、3級とあるわけですけれども、級地区分の見直しを国に要望する考えはないのかお聞きしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 級地区分の見直しに関する要望とのお尋ねでございます。 国におきましても、以前から級地区分の見直しにつきましては検討されていると認識しております。直近の報道におきましても、見直しについての記事もございましたので、今後引き続いて国の動向について注視をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 級地区分の見直しについては、注視するということで、国の動向の注視とのお答えをいただいたわけですけれども、支給額の基礎となっている級地、1級、2級、3級地まであるわけなんですけれども、しかしながら、近年都市化が進んでいる地域では現実との乖離が生じており、是正を求める声が非常に多くなってきているわけです。 千葉県は生活保護の級地が3級地、地域では43パーセントもあるんです。利用者では、全体の60パーセントが3級地になっております。富里市は3級地の2ということで、一番低い支給基準額なわけなんですね。最も低いわけなんです。これを上げていかなければならないと思うんです。 ところが、政府の見直しというのは、区分の見直しは、基準を引き下げようとしているわけなんです。これでは、ますます健康で文化的な暮らしなんて、最低限の暮らしなんて望めないですよね。 長引くコロナ禍で、賃金は上がらず、物価高騰、年金支給額の減額、また75歳以上の医療費が1割から2割、消費税10パーセントは引き下げず、暮らしや健康が脅かされています。日本国憲法第25条が国民の権利としてさらに拡充されるよう求めて、質問を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) これで柏崎のり子さんの質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時32分 休憩             …………………………………              午後2時44分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、藤田 幹君。          (藤田 幹君登壇) ◆(藤田幹君) 藤田 幹でございます。議長のお許しをいただき一般質問をさせていただきます。 本日は、このたび富里市よりお示しになられました富里市地域公共交通計画についてお伺いしたいと思います。 まず、今年の10月よりですか、新デマンド交通ということで富里市の公共交通、大きくリニューアルされるかと思うんですが、そちらについて、(1)さとバスの見直しとデマンド交通の拡充についてお伺いいたします。 ア 現状からどのような変更が行われますか。 イ 新デマンド交通において利便性が向上するポイントについて御説明いただければと思います。 (2)民間バスの路線維持・拡充について こちらも公共交通計画の中で示されているものですが、こちらに関して具体的な計画及びスケジュールについて御説明ください。 (3)地域主体による新たな地域公共交通の導入に向けた取組について この地域主体による新たな地域公共交通、これに関しまして課題とその解決に向けた具体的な方向性、また計画について御説明ください。 (4)実証運行が開始されるドア・ツー・ドア方式の実証運行について、その運行計画、また規模などについて詳細を御説明いただければと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博史君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 藤田議員の一般質問にお答えいたします。 富里市地域公共交通計画についてでございますが、さとバスの見直しとデマンド交通の拡充について、現状からどのような変更が行われますかとの御質問につきましては、本市では既に実施した市民アンケートなどの各種調査を踏まえ、令和3年度に策定した富里市地域公共交通計画に基づき、本計画に示した12の柱となる事業のうち、さとバスの見直し、デマンド交通の拡充の実現に向け、令和4年5月に新デマンド交通運行計画を策定したところでございます。 市民の移動ニーズが多様化する中、ニーズに合っていない現状や高齢化への対応などの課題を解決するため、令和4年10月1日からさとバスの見直しと現行のデマンド交通の拡充を実現するべく、新たなデマンド交通の運行を開始する予定です。 次に、新デマンド交通において利便性が向上するポイントについてでございますが、新デマンド交通では、市民起点に立ち運行時間を7時から19時までの12時間へ拡大し、市内外の主要な駅、公共・公益施設及び大規模商業施設への接続など乗降ポイントを倍増するとともに、365日無休運行とすることや、70歳以上の方を対象としたドア・ツー・ドア方式の実証運行の実施などにより、利便性が向上するものと考えております。 次に、民間バスの路線維持・拡充について、具体的な計画とスケジュールにつきましては、民間路線バスは、周辺市町や鉄道駅などへ連絡する本市の骨格となる交通手段であるため、地域間交通の役割として富里市地域公共交通計画に位置づけ、市民の重要な交通手段として、引き続き路線の維持拡充を図るものとしていることから、各交通事業者と随時協議を実施しております。 一例としましては、令和4年6月5日の末廣農場のグランドオープンに合わせ、末廣農場に路線バスと高速バスの乗り入れが開始されたところでございます。今後も市民の重要な交通手段である民間バス路線の維持拡充に努めてまいります。 次に、地域主体による新たな地域公共交通の導入に向けた取組について、課題と解決に向けた具体的な方向性と計画につきましては、課題としましては、地域住民が主体的に協議する組織づくりや運営、運行に関わる担い手の確保、運行の持続性、継続性の検証などが挙げられます。 現在、市では歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりを進めており、一団の住宅街を形成している日吉台地区においては、市民の移動手段が課題の一つとなっております。そのような中、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用したグリーンスローモビリティの導入について、地区協議体と合同で調査研究を開始したところです。 今後も、当該協議体との合同により、先進自治体の事例研究や、詳細なニーズを把握するための日吉台地区市民アンケートを実施した上で、次なる展開を検討してまいります。 次に、ドア・ツー・ドア方式の実証運行について、運行計画、規模につきましては、ドア・ツー・ドア方式の実証運行は令和4年10月1日から市内全域で運行を開始いたします。 実証運行の期間は令和4年10月1日から令和6年3月31日までとし、実証運行終了後、本格運行へ移行する予定でございます。対象者は70歳以上の市民で、使用する車両は乗降ポイント方式とドア・ツー・ドア方式の共用で7台のタクシー車両での運行となります。また、運賃は市内400円、市外600円で、割引制度はございません。 なお、ドア・ツー・ドア方式は、自宅と乗降ポイント間の利用となり、その他の運行日や運行時間、運行ダイヤなどについては、乗降ポイント方式と同様となっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 詳細な御答弁ありがとうございます。 新デマンド交通、今度、これから10月から始まるということで、この仕様について幾つか、まずお伺いしたいと思います。 まず、このデマンド交通なんですけれども、この見直しをされる前の時点でニーズ調査等はされたかと思うんですが、そのニーズ調査の資料を拝見した中で、一番最もデマンド交通に関して大きく寄せられた使いにくいという側の意見として、予約が取りにくいという回答がありました。この原因はどういった点にありますでしょうか。 また、今回30分前までの予約が可能というようなことでアップデートがされると思うんですけれども、そういったことで改善されていくかという、その予約の取りにくさという部分に関してのアップデートについて、お話をお伺いできればと思います。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 藤田議員の再質問にお答えいたします。 まず、ニーズ調査における予約が取りにくいという回答の原因についてですが、現行のデマンド交通の令和3年度の運行実績につきまして委託事業者に確認したところ、予約をお断りした例というのはなかったところでございます。 今回、予約が取りにくいというアンケート調査結果になった原因といたしましては、目的地が他のルートにある場合、乗り継ぎをする予約をしなければならないという煩わしさ、また運行時間が利用者のニーズに合っていないというようなことから、予約が取りにくいといった回答になったものと推察しております。 次に、30分前までの予約対応がその答えであるかという問いですが、急な用事で利用したいと思っていても、1時間前までの電話予約が必要であることも一つの原因かと思われます。新デマンド交通につきましては、最短30分前までの予約対応、2週間前からの受付、最大5日分の予約が可能といった改善を行う予定でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。この部分が、今回のアップデートでまず使いやすくなるということは、もう率直にいいことなんだなと思うんですけれども、もう少し仕様についてお伺いさせてください。 こちらの新デマンド交通なんですけれども、利用回数の制限などはございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 利用回数の制限については設けてございません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 その利用回数がないという中で、今回、86か所の乗降ポイントが増えてきたということで、今までの利用状況では約1日10人程度が各ルートにおいて乗られていたという中で、どれほどの総量が増えていくのかというのは、これからの話になってくるんでしょうけれども、それが便利になっていく上で、便利になればなっただけ、どのくらいの利用になってくるのかなというのが一つ疑問があるわけです。 その中で、先ほどの御答弁の中で、これは後ろのドア・ツー・ドアのほうの御答弁の中で、ごめんなさい、そのドア・ツー・ドアのほうの中で先に行くわけではないので。 共用で、7台のタクシー車両で運行というふうにお答えいただいたんですけれども、これはデマンドとドア・ツー・ドアを共用という、二つの事業で合わせて7台ということでよろしいですか。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君に申し上げます。 似たような通告文でございます。ドア・ツー・ドアに進むんでしょうか。あとは、項目を指定して再質問してください。 ◆(藤田幹君) すみません、今はデマンド交通のことについてお伺いしたんですが、それが共用で7台という御答弁が先ほどございましたので、そこからごめんなさい、台数の話を聞きたかったんですが、デマンド交通とドア・ツー・ドアで共用で7台というところです。 ○議長(野並慶光君) 項目で言うと括弧何番のところで再質ですか。 ◆(藤田幹君) ごめんなさい、この御答弁自体は(4)のほうでいただきました。 ○議長(野並慶光君) (4)に進んでよろしいでしょうか。 ◆(藤田幹君) ごめんなさい、1番でお願いします。 すみません、ちょっと聞き方を変えたほうがよろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 現状で確認したいんでしたら、アであると思いますけれども、(1)のイのところかと思いましたけれども。 ◆(藤田幹君) そうですね。今お伺いしているのは(1)のイのところです。 ○議長(野並慶光君) それでは、再質問を続けてください。 ◆(藤田幹君) では、すみません。少し聞き方を変えさせていただきます。 新デマンド交通においての車両の台数は何台になりますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 車両の台数につきましては7台でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。ちょっと聞き方が悪くて大変申し訳ございませんでした。 その上で、例えばデマンド交通に関しまして、予約が入ったときに、先ほど、令和3年度の運行実態において予約をお断りした事例はないとのことでしたが、今回その7台の利用車両に対して、予約がその7台を上回ってしまった場合、この場合の御対応はどうなされますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 予約の台数を超えてしまったときという御質問でございます。 まず、デマンドにつきましては乗り合いでございますので、乗り合いの御案内を差し上げて、台数が超えないような努力をさせていただいた上で、もし予約台数を超える場合につきましては別の時間帯の便を御案内することとなります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 その上で、今回のデマンド交通の仕様を確認させていただいたんですが、今回その割引制度について変更があるということで、割引制度案の中で後期高齢者の方が割引になっているかと思うんですけれども、こちらは以前のデマンド交通においては、後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方というふうに記述があったのが、今回は後期高齢者というふうに表記が変わっております。こちらは75歳の全住民の方ということでよろしいでしょうか。また、それでよろしければ、その変更の理由についてもお伺いしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 議員御指摘のとおり75歳以上というのが条件でございます。 変更した理由につきましては、保険証の不携帯等があった場合に対応するため、事由に、75歳以上の登録がされていれば、新デマンド交通、後期高齢者の保険証を持たなくても使用できる形にさせていただいたところです。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 こちらの点に関しましては、その75歳以上の方、全住民ということで、今まで後期高齢者医療被保険者証をお持ちでない方、今おっしゃられたように不携帯の方であったり、お持ちでない方が、年齢としては75歳以上にもかかわらず割引が利かないという点が解消されるということで、非常にいいことなのかなというふうに思っております。 その上で、今回、かつての仕様の中では無料で使えるカテゴリーに障害者の方々が入っていたかと思うんですけども、そこの記述が今回なくなっているので、それは無料がなくなって半額の利用になるということでよろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 議員御指摘のとおりでございます。 持続可能な公共交通を目指し、受益者負担をお願いすることとしたものでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ここなんですけれども、いわゆるデマンド交通に関して利用者の方々の傾向といいますか、どういった方が利用されているかというのがかつての資料としてあったかと思うんですけれども、そちらのほうで拝見しておりますと、後期高齢者の方が約38パーセントで、また障害者の方の利用が40パーセントということで、大体、今の区分の中で8割の方が後期高齢者及び障害者の方というふうになっております。 そうなってきますと、今までの75歳以上の方にとっては漏れなくということで、でも多くの方にとっては今までどおりなんですが、障害者の方々にとってみたら値上げになってしまうということかと思うんですけども、そこら辺というのはそのニーズ調査の中で、どういった御判断があったのかというところを少しお伺いさせてください。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 先ほども申し上げたとおり、持続可能な公共交通というところを目指し、受益者負担をお願いしているものでございます。また、福祉サービスにおいての移動手段もございますので、それぞれ利用者に合った形の移動手段を御選択いただければと思ってございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 持続可能なということで、今、御説明はいただいたんですが、やっぱりちょっとその受ける感触として、移動に非常に困難を抱えている方なればこそ、今までそういったサービスを無料とされていたと思うんです。なので、できればそこは維持していただきたかったと思うんですが、それはまた今後の中で見直しの需要があればしっかりと考えていただきたいなと思うところです、すみませんが。 すみません、少し先に行きます。 2番のほうの民間バスの路線の維持管理という点についてなんですが、先ほど御答弁の中でありました末廣農場のほうにバスが乗り入れをされるというのは、新しい民間バス路線が活用されるということだとは思うんですけれども、同時に、バス路線や本数、せんだって全員協議会で御説明いただいたときにも、例えば今回のデマンド交通が大幅な増便になる、でもその代わりに既存の交通網が、公共交通、民間のバスが通っているところには、なかなかそういった整備をしづらい環境の中で、例えばバスが数本しか1日に走らないところとかだと格差が生まれてしまうというような形での民間バス路線に対するニーズというのはあると思うんです。そういったところを引き揚げて、例えば民間のバス会社さんに対して運行補助などを行いながら路線を充実していくという形の支援、こういったことは考えられますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 民間バス路線の維持拡充につきましては、今後も富里市地域公共交通計画に位置づけがありますことから、交通事業者と協議をしてまいりたいと思っております。 今回、議員の御質問の一部路線をデマンドにというようなお話につきましては、現在300メートルという半径の中で市内を網羅している形をつくってございます。そのような形で交通空白地を生まない路線の確保をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 承知いたしました。その上で、私のほうで、例えば聞こえるようなところですと、また違ったようなニーズもあるかと思います。違ったニーズもあるわけです。なので、そういったこと、いろんな形で、もちろん調べられていらっしゃるとは思うんですけれども、今後もそういった多くの方の声を聞いて、反映する方法としての方法論は多分いろいろあると思うので、御検討いただければと思います。 それで、地域主体による新たな公共交通の導入に向けた取組、3番のほうに移らせていただきます。 こちらなんですけれども、先ほど御答弁の中にありましたグリーンスローモビリティ、こちらに関してもうちょっと詳細をお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) グリーンスローモビリティに関する詳細についてということでございます。 グリーンスローモビリティにつきましては、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用した移動サービスでございます。特徴といたしましては、環境に優しい電気自動車であること、速度制限によりゆっくり動くため安全な形で生活道路に向くこと、また小型であるため狭い道路であっても問題なく運行できること、窓がないため開放感がありまして、乗降しやすいことなどが挙げられてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) こちらを、今、日吉台地区において地区の協議体と合同で調査研究を開始されたとの御答弁で、こちらの説明のほうを私も聞かせていただいたり、幾らかの地域の方からお話も伺っているんですけれども、やはりこういったグリーンスローモビリティ、日吉台の地域の路地路地を移動する手段として、ぱっと聞いたら、みんな、できたらいいねという、これからそういうのが最も必要になってくるんだよねという感覚としては、非常に有り難い提案だと思うんです。 その上で、あくまでこれは基本的には地域住民が主体となって協議をし、そして運営をするところまでが含まれているというニュアンスで僕はお話を聞かせていただいたんですけれども、それ自体は、今後地域の皆さんの話合いの中でどういうふうになっていくかというところに僕が今言及するわけではないんですが、ぜひとも一つだけお願いしておきたいのは、やはり地域の方々で支えるというのは、地域の方々の力は、日吉台にいても思うんですけれども、本当にすごくいろんなことをされているし、いろんな組織をきちんと成り立たせてみんなで維持しているという意味では住民の力はすごいんですけれども、やはり端々で見ていると、幾らかの人が結構無理をしてそれで何とか維持されているような部分というのもちらほらと見かけられるわけです。 なので、今後住民の協議の中で、こちらのグリーンスローモビリティが進んでいくかと思うんですけれども、当然、積極的にその議論の中に入っていただくという姿勢で挑まれるというのは承知しておりますが、その上で、行政としても協力できること、力を貸せることを率先して見いだしてやっていただければと思いますが、そこら辺どうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 地区協議体と調査研究を進めているところでございます。 行政といたしましても、持続可能な地区協議体、組織のつくり方などについて検討し、支援の在り方についても協議してまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) よろしくお願いいたします。 次に、ドア・ツー・ドアの実証運行のほうに移りたいと思います。 こちらは、御説明をいただいたときに、すみません、ドア・ツー・ドアに関してのちょっと御説明を改めていただきたいところなんですけれども、ドア・ツー・ドアの運行の資料の中に自宅と乗降ポイントの間というふうに引かれていたんですけれども、これは自宅からその方が示した市内の好きな場所とかではなくて、この180か所として今回定められたデマンド交通におけるいわゆる乗降ポイント、こちらと自宅の間という理解でよろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 議員御指摘のとおりでございます。自宅から乗降ポイントまでの運行となります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。そうなると、いわゆるタクシー的な運用とは違って乗降ポイントに行って、また帰りも乗降ポイントから帰ってくるという、このドア・ツー・ドアの、富里市のドア・ツー・ドアならではの運用になるかと思うんですが、こちらの新デマンド交通のドア・ツー・ドア方式は、70歳以上の市民の方が御利用可能というふうになっていますけれども、その高齢者を定義する65歳以上でもなく、また後期高齢者として設定するんであれば75歳なのかなと思ったんですけど、この70歳というふうにした理由をちょっとお聞かせいただけますか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 70歳以上を対象とした理由でございますが、70歳以上となると運転免許更新時に高齢者講習を受講する必要が生じるとともに、車に高齢者マークを貼ることが推奨されてございます。個人差がありますが、運転に不安を感じ始める年齢であり、免許返納を後押しする意味からも70歳以上を対象とさせていただきました。また、ドア・ツー・ドア方式が交通事業者に与える影響の大きさについても考慮したものでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。70歳とされた理由は、今の御答弁で理解できました。 その上で、70歳以上の市民というふうな、70歳以上の方であれば全員、富里市民の方であればドア・ツー・ドアを利用する権利があるということでよろしいですか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 御指摘のとおり70歳以上の市民全員でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) すみません、ありがとうございます。 70歳以上の方が漏れなくというところになってくると、それはいわゆる70歳以上で元気な方であっても、そうでない方であってもひとしく使えるという意味では、平らなサービスとしていいのかなとは思うんですが、また同時にちょっと思うのが、これは今確認したとおりであれば、すみません、再度の確認のようになってしまうんですが、69歳以下でいわゆる移動に困難を抱えている方は利用できないということですか。
    ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 新デマンド交通のドア・ツー・ドア方式につきましては、69歳以下の方につきましては御利用はできない形でございます。通常のドア・ツー・ドア方式ではない形で御利用いただくか、また福祉交通などの御利用を検討していただければと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 いわゆる移動困難な方というふうに定義される、要支援であったり要介護の方であったり、障害者の方であったり、移動の支援、福祉の方面から受けられる方でも、このデマンド交通は、先ほども申し上げたように38パーセント後期高齢者、そしてまた40パーセントの方が障害者の方という意味では、基本的にはかなり福祉に頼る方の利用が多いと思うんです。 その中で、今のこのドア・ツー・ドア方式というのが、今後どうなっていくのかというのは見ていった中でなんですけれども、70歳以上の方は富里市に約1万人おられる、その1万人の方々へ当然新しい事業の周知をして使っていただきたいというふうに進めたときに、条件が合う方にとっては、これは少し嫌な言い方になって申し訳ないんですが、とても安価なタクシーとして、年齢だけで区分した中で、物すごく便利な利用環境の方にとっては本当にすごく便利なので、利用をそこで消費されてしまうのではないかなという部分も少し思ったりするんですけど、そういったあたりの懸念というのはございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 新デマンド交通につきまして、お子さんから高齢者まで誰もが利用しやすい公共交通を目指して制度設計をしたものでございます。 通常のタクシーと比較しますと、乗り合いであること、また時間の正確性、速達性に劣ることなどから、そういった点を御理解いただいた上で、多くの方に御利用いただこうと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 分かりました。その新デマンド自体が、一つ、富里市民に向けて等しいサービスとして展開されるということで理解はするところなんですけれども、先ほどちょっと申し上げたところなんですけれども、今までの既存のデマンド交通の中に福祉的な傾向の中で利用されていらっしゃる方が相当数おられる。もしかして、そういった方々の利用するパイが埋まってしまうというのは、非常に問題なのかなと思うところです。 それで、先ほど聞いた7台という車の台数が全部埋まってしまったときにはどうするのかなということを考えていたんですけれども、そういった中では移動困難者の方々への、今後、支援の検討みたいなことというのはございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君に申し上げます。 通告によるものはデマンド交通でございます。福祉輸送事業者の件は通告にございませんが、通告に関連させて質問をお願いします。 ◆(藤田幹君) すみません。 ドア・ツー・ドア運行は、今、実証運行ということで進められていて、今後アップデートもしていくことを前提に実証運行するかと思うんですけれども、その中でいわゆる福祉の色合いを持ったアップデートなども検討されますお考えはありますでしょうかということです。 まず、これから始まった中で考えることだと思うんですけれども、一応確認させていただきたいということで、御質問いたします。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 福祉サービス等との検討をということでございます。 公共交通の施策としての支援につきましては、福祉施策でのサービスなどと十分調整をしまして利用者のニーズ等を把握し、今後も検討してまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 今回の公共交通計画、本当に多岐にわたっていて、それが全部ぴたりとはまっていけば、この富里市の中でやはり多くの方がおっしゃられる交通の問題が解決すると、かなりいい方向に変わっていくのではないかと思っているので、今後も私も注視させていただきたいと思います。 質問は以上になります。ありがとうございました。 ○議長(野並慶光君) これで藤田 幹君の質問を終わります。 これで一般質問を終わります。……………………………………………………… △日程第2 議案第1号から議案第4号まで……………………………………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第2、議案第1号 富里市立幼稚園預かり保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第4号 令和4年度富里市一般会計補正予算(第4号)までを一括議題とします。 これから質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 質疑は自席にて、着席のままお願いします。 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 柏崎のり子です。 まず、提案された議案第1号 富里市立幼稚園預かり保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑をしたいと思います。 現在の待機児童数をお答えいただきたいと思います。 次に、各幼稚園の預かり保育利用状況について。 三点目としては、長期休業期間の預かり保育実施トータルの日数について。 四点目として、定員設定です。認定の定員設定、3号、2号、1号とあるわけですけれどもお答えいただきたいと、予定についてお答えいただきたいと思います。 5番目として、幼稚園で保育をするわけですけれども、幼稚園の場合は教諭、保育園の場合は保育士と言われておりますけれども、今回の条例において、保育士の確保と配置についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 柏崎議員の質疑にお答えをさせていただきます。 議案第1号 富里市立幼稚園預かり保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 まず、現在の待機児童数はとのお尋ねでございますが、本条例改正案は保育所等待機児童対策として、市立幼稚園において実施しております預かり保育を拡充するために所要の改正を行うものでございます。お尋ねの現在の市内保育所等の待機児童数につきましては、6月1日現在15名となります。 次に、各幼稚園の預かり保育利用状況についてのお尋ねでございます。 現在、浩養幼稚園及び富里幼稚園の両園で、給食を提供する授業日において授業終了後の午後2時から5時まで預かり保育を実施しております。1日に預かり保育を利用する児童数は、それぞれ平均して5名から6名でございます。 次に、長期休業期間の預かり保育の実施日数についてのお尋ねでございますが、今年度、預かり保育の拡充を予定しておりますのは浩養幼稚園でございまして、お尋ねの長期休業期間の預かり保育の実施日数につきましては、令和4年度の夏休み、冬休み及び春休み期間において、土曜日、日曜日、祝日、お盆、年末年始を除きまして39日を実施する予定でございます。 続きまして、定員設定についてのお尋ねでございますが、お尋ねの預かり保育の定員につきましては、浩養幼稚園が3歳、4歳、5歳で合計20名でございます。 続きまして、保育士の確保と配置についてのお尋ねでございますが、預かり保育に配置いたしますのは正職員1名の保育教諭と、保育士資格がございます会計年度任用職員1名で対応する予定となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 再質疑をいたします。御答弁ありがとうございました。 そうしますと、条例では1時間当たり100円ということですけれども、おおむね1日幾らぐらいなのか、他に近隣の中で参考例とする市町村があるのか。それと、幼稚園は教諭であり、保育園は保育士ということになりまして、中身がこれまでは違ったわけなんですけれども、この条例においては、幼稚園が保育に移行するような感じもあるんですけれども、事務的整理なんかもあるわけですよね、先生方。負担は大変だと考えますけれども、条例における勤務表を組まなければ駄目なわけですよね、幼稚園で授業をやって、その後は保育ということでは大変目まぐるしいなと思うんですけれども、その辺は現在においては条例における勤務表は組めていけるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん、ただいまの再質疑は、②、⑤の再質疑ということでよろしいですか。 ◆(柏崎のり子さん) 再質問ですから、②1日幾ら、100円としていますけれども、近隣の参考例があったら言ってくださいよと。それと一人当たり、大体1回預けたら、時間にもよるけれども、どれぐらいになるのか、併せて二点だけお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) まず初めに、1日保育料はどの程度かという御質問でございますが、現在想定しておりますのは1日一人当たり預かり保育料900円ほどになろうかと思います。 続いて、近隣の市の状況を参考にしたのかという御質問でございましたけれども、公立の幼稚園でございますと、お隣の成田市立幼稚園、こちら今、成田市内には大栄幼稚園が1園ございますが、大栄幼稚園が長期休業中、夏休みなどにつきましては1日1,000円としていると聞いております。また、市内の私立幼稚園ですと、市立同様に1,000円取っているところもあれば、ほかの幼稚園ですと1時間当たり220円の設定をしている幼稚園もございます。 あと、最後に教諭あるいは保育士の件でございますけれども、令和4年度につきましては、保育記録を残すなど事務の負担の増もあろうかと思いますけれども、現在の富里市のこども園も含めました保育教諭職全体で何とか工夫いたしましてカバーできるものと考えております。ただし、今後につきましては、預かり保育の需要が伸びてくることがもしもあれば、それにつきましてはまた別途検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 常任委員会に付託されますので、以上で私の質疑を終わります。 ○議長(野並慶光君) 以上で通告による質疑は終わりました。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議案第1号から議案第4号までは、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。…………………………… △日程第3 請願の件…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第3、請願の件を議題とします。 本日までに受理した請願2件は、お手元に配付しました請願文書表のとおり、文教厚生常任委員会に付託しましたので報告します。 お諮りします。 議案調査及び委員会開催等のため、明14日から22日までの9日間休会したいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(野並慶光君) 異議なしと認めます。 明14日から22日までの9日間、休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 6月23日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後3時33分 散会             …………………………………...